メール統合とは、スプレッドシート、データベース、またはその他の構造化されたデータ形式からデータを使用し、メール、手紙、郵送用封筒などの文書に挿入する手法です。メール統合を使用すると、リスト内の連絡先ごとにパーソナライズされたメールを送信できます。
アンケート用のメール統合では、アンケートの招待メールに各参加者の情報を挿入することができます。姓、名、都市、購入データなどの参加者の情報を挿入することができます。
メールにファーストネームや役職名を挿入することで、エンゲージメントが高まります。相手の注意を引き、行動を起こさせることができます。アンケートに回答する可能性が高まり、アンケートを完了する可能性が高くなります。
Eメールアンケートをパーソナライズし、カスタム変数をメールアドレスと一緒にアップロードされた情報に自動的に置き換えることができます。
あるeコマース企業がアンケートを実施し、顧客の経験について詳しく知りたいとします。よりパーソナライズされたものにするために、顧客にはファーストネームで対応したいとします。すべての顧客情報は、連絡先のアップロードや配信リストの作成中に調査ソフトに追加されます。
これを実現するには、メールの挨拶文にカスタム変数を挿入します。調査ソフトはその変数をファーストネームに置き換えます。
QuestionProでは、メールの本文と件名で回答者データに置き換えるための以下のカスタム変数を提供しています。
{FIRST_NAME} - 名前欄
{LAST_NAME}- 姓欄
${custom1} – カスタム変数1
${custom2} – カスタム変数2
${custom3} – カスタム変数3
${custom4} – カスタム変数4
${custom5} – カスタム変数5
${customN} - カスタム変数N
各変数のボタンをクリックして変数を追加するか、手動で挿入することができます。
注意:システムが招待メールに含める情報を知るためには、変数がメールリストに含まれている必要があります。
Eメールアドレスをアップロードする際、Eメールアドレスと一緒に追加情報をアップロードすることができます。カスタム変数と一緒にメールアドレスをアップロードする方法については、カスタム変数の設定ヘルプ資料を参照してください。
招待メールが送信されると、これらの変数({FIRST_NAME}、{LAST_NAME}、${custom1}、${custom2}など)は、特定のメールアドレスに関連付けられた適切な内容に自動的に置き換えられます。
パーソナライズされたメールの送信:カスタム変数を使用して、パーソナライズされたEメール、アンケート、御礼ページを送信できます。そのため、Eメールアンケートが配信されると、XさんはYさんと同じEメールを受け取りますが、住所や名前などの詳細は個別になります。
分析:カスタム変数に基づいて回答のグループを作成することができます。たとえば、カスタム変数 1 が「部署」欄を保存している場合、部署ごとに回答のグループを作成し、セットごとにレポートを実行することができます。
エンゲージメントの向上:回答者の名前が件名に表示されると、Eメールアンケートの開封率が大幅に向上します。これにより、回答者はアンケートに参加していると感じ、率直な回答を共有するようになります。
回答率の向上:回答者は、質問に関連性がないと感じれば、アンケートに回答しようとは思いません。アンケートをパーソナライズすることで、参加者がアンケートに共感するようになります。その結果、高い回答率と質の高いデータを得ることができます。
アンケートの配信やパーソナライズされたメールにメール統合を使用する方法についてのヘルプ資料で、この機能の設定方法と使用方法をご覧ください。