参照データの質問タイプは、「標準化された」データベースに対して郵便番号データをリアルタイムで収集し、検証するために使用されます。
たとえば、ユーザーに郵便番号を尋ね、米国郵便公社の標準郵便番号データベースと照合して検証(入力されたデータが正しいことを確認)したい場合、参照データ質問タイプのアンケートを使用することができます。
リサーチャーは、この調査方法を使用して入力されたすべての郵便番号を検証するために時間を費やす必要はありません。このツールは、タイプミスやエラーの場合に正しい郵便番号を入力するよう回答者に促します。入力された郵便番号は、マスターデータと照合されます。リサーチャーは、収集したい郵便番号の国をバックエンドで指定する必要があります。これは、偽の、一貫性のない、ランダムな回答を排除し、後のより良い分析のためにデータの分離を促進するのに役立ちます。
リサーチャーは、回答者から有効な郵便番号を収集するために、データ参照用の質問を使用する必要があります。この質問は、回答者がユニークかどうかを識別する1つの方法です。郵便番号を別の項目(例えば、場所を指定してください)と照合し、不一致がないことを確認することができます。一般的に、この方法はバリデーションが適用されるため、確実に回答を収集することができます。
米国の自動車購入者をリサーチしている自動車保険会社の場合を考えてみましょう。自動車保険料は郵便番号によって異なります。市場を完全に理解し、調査の質を高めるために、リサーチャーはこの質問を使って回答者からの回答を検証し、質の低い回答や偽の回答を除外して回答の質を管理することができます。回答者が誤った郵便番号を入力した場合、リサーチツールはこの回答にフラグを立て、正しい郵便番号を入力するようユーザーに促します。
郵便番号が誤って入力された場合:
郵便番号が正しく入力された場合:
動的多層ルックアップテーブルを使用する利点は以下のとおりです:
実装が簡単:この質問タイプは実装が簡単です。リサーチャーは質問を設定する際に国を選択するだけで、あとはツールが行います。
分析が簡単:取得されたデータは、誤字やアルファベットのない標準的な形式であるため、分析や解釈が非常に簡単です。
正確:有効な郵便番号が入力されたことを感知すると、有効な郵便番号を入力するよう回答者に促すため、ミスは許されません。
品質:このツールは、回答者が通常とは異なる回答や偽の回答をランダムに入力することを許可しないため、最高のデータ品質が維持されます。
このアンケート機能の使用方法については、参照データに関するアンケートの質問に関するヘルプ資料をご覧ください。