回答マップは、回答者がアンケートフォームに回答した地域に基づいて、オンライン調査の回答の分布を表示します。
このオプションを使用すると、どの地域からの回答が多いかを把握し、特定の地域からの回答の割合を示すことができます。これにより、他の地域からの回答を簡単に比較することができます。
世界中の消費者にメールマーケティングプラットフォームを提供しているSaaS(Software as a Service)ブランドを考えてみましょう。このブランドは、市場調査を実施し、自社の顧客の多くがどこにいるのかを確認したいと考えています。オンライン調査で必要不可欠または最小限の質問を使用するだけで、世界のどの地域に自社ツールのユーザーが最も多いかを明確に特定することができます。
様々な都市に広がる小売店やカーディーラーは、全ての都市に対応する必要があり、時にはそれが難しい場合もあります。データをセグメント化し、それに応じてアンケートやマーケティングキャンペーンを実施することもできますが、そもそももっと良い方法があります。回答マップを使って回答者が密集している地域を調査し、他のステップに進むことができます。1万人というデータサイズの中で回答者が10人という地域は、積極的な調査やマーケティング活動を行うに値しないかもしれません。対面調査や電話調査の方がよいかもしれません。回答マップは、戦略を定義し実行するためにデータを評価するのに役立ちます。
調査への対応: 回答マップを使用してオンライン調査を実施すると、データベース内のどの地域がアンケートやニュースレター、マーケティングEメールに最も反応しているかを知ることができます。ツールで生成されたアンケートのアナリティクスに基づいて、開封率、回答率、離脱率などが最も高い地域を特定することができます。
地域別スコアの比較:オンラインアンケートの回答率が高い地域がわかったら、比較調査を行うことができます。これに基づいて、製品のアップデート、マーケティング戦略、価格設定などを定義したり、改良したりすることができます。地域からの回答が多ければ多いほど、データ収集と分析がより効果的になります。
将来のアクションプランの立案:アンケートの回答が多い地域を特定できれば、その地域が貴社の顧客の多い地域であると推測できます。その情報を利用して、顧客により良いサービスを提供するための行動計画を立てることができます。
アンケートでレポート共有を使用するには、回答マップの設定方法に関するヘルプ資料をお読みください。